
- 「気にしない」とは、思考を停止することではなく「振り回されない」こと
- 基礎学力到達度テストは「才能」ではなく「基礎の反復」の勝負
- 具体策:今日から実践できる「高得点の作り方」
- 高得点を狙うことは「自分の人生に責任を持つ」こと
- 今日の1時間が、来年の「自由」を作る
日大付属校に通っていると、どうしても最近の日本大学全体に関するニュースや、いわゆる「日大三高」の不祥事が耳に入ってくることでしょう。
特に最近は、ネガティブな内容ばかりかもしれません。
しかし、まず最初にお伝えしたいことがあります。
それは決して皆さんの責任ではありません。
そして、皆さんの価値を左右するものでもありません。
皆さんは、自分自身の人生をしっかりと前に進めていく必要があります。そのために、今最も「結果に直結する」勝負となるのが、多くの付属生にとっての「基礎学力到達度テスト」です。
このテストは、いわば「付属生としての共通の土俵」といえます。ここでの積み重ねが内部進学の行方を大きく左右します。
だからこそ、今は目の前の課題に集中しましょう。余計なノイズは一度脇に置き、手元の問題集と答案用紙にすべてのエネルギーを注いでください。
「気にしない」とは、思考を停止することではなく「振り回されない」こと
不祥事などのニュースを「気にしない」というのは、決して見て見ぬふりをしたり、無関心でいたりすることではありません。
世の中の出来事を把握した上で、自分の貴重な時間と感情の主導権を他人に渡さないということです。
ニュースを見て落ち込んだり、モヤモヤしたりする日があっても構いません。
しかし、そのために机に向かう時間まで奪われてしまうのは、非常にもったいないことです。
なぜなら、そこで失われるのは他ならぬ「自分自身の未来の選択肢」だからです。
「誰かの過ちによって、自分の努力が無駄になるのではないか」という不安もあるでしょう。
だからこそ、今できる最善の対策はシンプルかつ強力です。それは、「確実に点数を取れる自分になること」です。
たとえ制度や周囲の評価が揺れ動いたとしても、身につけた学力は皆さんを裏切りません。
それは一生消えない財産として、皆さんのなかに残り続けます。
基礎学力到達度テストは「才能」ではなく「基礎の反復」の勝負
基礎学力到達度テストは、多くの付属校が同一条件で受験する共通試験であり、教科書を中心とした基本問題が重視される傾向にあります。
そのため、高得点を獲得する人の共通点は非常に明確です。
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派手な裏技を追い求めない
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難問や奇問に固執しない
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「教科書レベルの問題」を、ミスなく迅速に解けるようにする
また、内部推薦の評価において、高2・高3の複数回の結果が合算され、特に高3の9月の比重が大きいという仕組みも一般的です。
これは「今からでも十分に挽回できる」という希望であると同時に、「最後まで気を抜けない」という厳しさでもあります。
必ずご自身の学校の制度説明を確認し、計画を立てましょう。
具体策:今日から実践できる「高得点の作り方」
精神論ではなく、明日からすぐに取り組める具体的な学習法を3つ提案します。
1. 教科書の「例題」を解法ごと習得する
英・数・国いずれも、成績が伸びる人は「わかった」で満足せず、「自力で解ける」状態まで繰り返しています。
点数に結びつくのは、解答の「再現性」です。
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英語: 文法・語法の典型問題で迷わない。
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数学: 典型的な解法パターンで手が止まらない。
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国語: 設問の意図に正しく対応できる。
2. 「時間」を意識した演習を行う
このテストは問題量に対して制限時間がタイトであるため、「最後まで解き終わらない」ことが大きな失点に繋がります。
普段の演習から、大問1つごとにタイマーで時間を計りましょう。
次に同じタイプを解くときにタイムを短縮する。この積み重ねが、本番の安定感を生みます。
3. 過去問・類題を「早めの地図」として活用する
過去問は直前期に解くものと思われがちですが、傾向が安定しているこのテストでは、早めに触れるメリットが絶大です。
「何が出題されるか」を事前に知ることで、教科書のどこを重点的に学習すべきかが明確になります。
学校で案内される過去問題集や詳細な解説教材を活用し、最短距離で対策を進めましょう。
高得点を狙うことは「自分の人生に責任を持つ」こと
正直なところ、世の中には理不尽なこともあります。
どれほど頑張っても、周囲の事情で環境が悪くなることもあるでしょう。
しかし、そのような状況でも腐らず、淡々と努力を積み重ねられる人が最後に勝利を掴みます。
基礎学力到達度テストで高得点を目指すのは、単なる点数稼ぎではありません。
それは、「自分の将来の選択肢を、自分の手で増やす」という行為です。
内部進学で希望の学部を目指す人も、あるいは別の道を検討している人も、土台となるのは学力と実績です。
確かな学力を持つ人ほど、進路における「交渉力」が高まります。
今日の1時間が、来年の「自由」を作る
SNSを眺めて終わってしまった1時間。ニュースへの憤りで過ぎ去った1時間。
もしその時間を、英単語50個の暗記や数学の例題演習、国語の解き直しに変えたらどうなるでしょうか。
そのわずか1時間の差が、半年後には大きな実力差となり、テストの点数や順位、そして希望する学部選択の現実へと繋がっていきます。
皆さんは、皆さんの人生を精一杯生きてください。
誰かの不祥事の後始末に、大切な高校生活を費やす必要はありません。
皆さんの机の上には、未来を切り拓く力が確かに存在しています。
日大付属校の皆さん、自信を持って「基礎学力到達度テスト」の高得点を取りにいきましょう。